『五月雨』は
『5月の雨』と書きますが
『5月の雨』ではないのです。
「えっ、どう言うこと?」
実は『5月』ではなく
『6月』の雨の意味だったのです。
意味わかりませんよね?
これを読めば
『五月雨』の『意味』と『読み方』が
理解できることでしょう。
1:『五月雨』は俳句の季語だった
『五月雨』は何月か、と言う問題の前に
俳句の『季語』の話をさせてください。
「五月雨の、降りのこしてや、光堂」
これは、松尾芭蕉が詠んだことで
知られていますが
『五月雨』は季語としても
使われていました。
『季語』は俳句のためと言うよりも
農作物を育てる際の指標だったのです。
2:『五月雨』は何月?
季語が生まれたのは旧暦ですよね。
旧暦の5月は現在の6月にあたります。
と言うことは…?
そうです。
『五月雨』とは梅雨の時期の雨だったのです。
農作物の生長を願って
梅雨の時期の雨を
『五月雨』と呼ぶようになったのでしょう。
3:『五月雨』の意味と読み方
『五月雨』の意味は
『梅雨』と同義語で
『6月の雨』という意味でした。
そして、『五月雨』の読み方は
『さみだれ』です。
知らない友達がいたら
教えてあげて自慢しちゃいましょう。
4:『五月雨式』とは?
おまけの豆知識です。
しとしと降り続ける『梅雨の雨』ですが
・少しずつ
・継続して
・長期間
このような様を『五月雨式』と言います。
5:まとめ
『五月雨』は
6月の『梅雨の雨』だった
と言うことですね。
農作物にとっては恵みの雨ですが
このような川柳は知っていますか?
「土方殺すにゃ、刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい」
雨の中の作業は
本当に体力が奪われますよね。
梅雨の時期は
通勤、通学にも傘が手放せず
大変な時期です。
雨の日の休日は
室内型アトラクションが
お薦めですよ。
雨の日こそ外へ出かけて
遊び尽くしましょう。
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