自分を押し殺してしまうのはいけないこと?

人生

自分を押し殺すのは
いけない事のように
言われる事が多いと思いますが

果たして
そうなのでしょうか?

難しいかもしれませんが
自分自身に
問うて欲しい事があります。

自分は本気で自由になりたいのか?
自分は本気で楽になりたいのか?
ですね。

これを読めば
自分を押し殺すことが
いけないことなのかどうか
理解できることでしょう。


1:自分を押し殺すってどう言うこと?

自分を押し殺す』とは
どのようなことなのでしょうか?

とても
おどろおどろしい
表現ですよね。

では、この言葉は
どのような状態なのか
見ていきましょう。


1-1:意見を表明しない

言いたい事があっても
グッと堪(こら)えて
言わないようにする事ですね。

自分の意見があっても
それを言うことで
場の空気を乱すことが
予測できるときや

本当のことを言うと
角が立って
人間関係を
損(そこ)ねてしまうような場合

あるいは
親、先生、上司など
自分より立場が上の人に
逆らえない場合もそうですね。

言いたい事が言えないのは
苦しいですよね。


1-2:感情を無かったことにする

ポジティブな感情なら
いいのですが

ネガティブな感情を
無かったことにする場合が
あります。

悲しくても
涙を見せるのは恥ずかしい
と飲み込む事があります。

人前で怒りを露わにするのは
みっともない
と苦虫を噛みつぶすこともあるでしょう。

怖くても
周りに心配かけさせないよう
平静を装うこともあります。

このような感情を
感じない方がいい風潮もありますが
閉じ込めた感情は
どこへ行ってしまうのでしょうか?


1-3:相手に合わせる

意見や感情を
相手に合わせてしまうこともあります。

ピーマンって苦味が美味しいよね
と言う意見に対しては

苦さがいいですよね
とただ同意するだけだったり

政治家の汚職に
怒りを露わにしてる人がいたら

本当、ムカつきますよね
とただ同調するだけであったり

本当は
ピーマンが苦手であったり
政治家を尊敬してるから
怒りの感情は湧かなかったりしても

相手に合わせて
自分の意見や感情を
コロコロ変えてしまう事があります。


1-4:自分を押し殺すのはいけないこと?

  • 自分の意見を言わない
  • 感情を露わにしない
  • 相手に合わせてしまう

などのように
自分を押し殺すのはいけない事だ
と言う風潮もありますが
果たしてそうなのでしょうか?

幼い頃からの環境で
自分を押し殺し続けてきた人も
いることでしょう。

そう言う人は
自分を変えたいと思っても
一朝一夕には難しいと思います。

ただ、自分自身に
問うて欲しい事があります。

自分は本気で自由になりたいのか?
自分は本気で楽になりたいのか?
ですね。

ほとんどの人は
本気で望んでないのです。
だから、変わろうとしません。

たかだか
ダイエットや禁煙程度のことが
成功できないのです。

本気で望んでるならもう既に

  • 情報を収集し
  • 手段を考案し
  • スケジュールを立案し

行動計画を立て
実行しているはずです。

自由で楽になりたいなら
自分を押し殺すのは
止めた方がいいと思いますが

本気で望んでないのなら
限界が来るまで
自分を押し殺し続ければ
いいのだと思いますよ。


2:自分を押し殺すと疲れる

家庭でも職場でも
自分を押し殺してる
友人がいるのですが

常に
疲れた
が口癖です。

その友人と話していて
この記事のテーマを
思いつきました。

疲れる原因は
何なのでしょうか?


2-1:言いたい事が言えないストレス

言いたいことが言えないのって
苦しいですよね。

喉まで出かかってるのに
グッと堪えるのは
エネルギーを消耗します。

言いたい
だけど、言えない
と言うのはストレスになって
疲れます。


2-2:感情の吐口がない

  • 泣きたいけど泣かない
  • 怒りたいけど怒らない
  • 怖くても怖がらない

このように
感情を露わにしないのも
ストレスになります。

行き場のなくなった感情は
体の中で圧縮され
燻(くすぶ)っています。

無かったこと
見なかったことに
してますが

気付かぬうちに
じわじわと
蝕(むしば)まれていくのです。

それは
思考や行動に
現れてきます。

僕の知り合いで
ネガティブな感情を感じたくない
からと

毎日、瞑想を
欠かさない人がいました。

瞑想』は心が落ち着き
心身をニュートラルな状態へと持っていく
とてもいい方法だと思います。

でも、僕の知り合いは
感情に蓋をして

見ないようにしよう
としてたんですよね。

一見、感情をうまくコントロール
してるように見えますが

その実、長い年月をかけて
ネガティブな感情が
蓄積されているのです。

いつかのタイミングで
圧縮された感情が爆発する時が
来ることでしょう。

感情はまだ小さいうちに
その都度吐き出した方がいいですよ。

特に怒りの感情は

  • 大声を出したり
  • 物に当たったり
  • 悪態をついたり

一人の時に
どんどん吐き出しましょう。

そうすることで
人に優しくいられるのです。

感情の吐口がないと
どれだけ苦しく
ストレスになり疲れるか
もうお分かりですよね。


2-3:周りの期待に応えるため気を遣う

周りの期待とは
社会的な暗黙の了解
ですよね。

法律で決められてもなく
罰則もないけれど

守るのが当然
と思われてること

現在のコロナ禍では
色々あります

例えば

  • マスクをすべき
  • 会食は控えるべき
  • 不要不急の外出は自粛すべき
  • ワクチンは接種すべき
  • 消毒すべき

などです。

不本意でも
従ってること
多いんじゃないでしょうか?

これらを守ってないと
わざわざ忠告してくれる
奇特な人もいます。

こう言う人を相手にするのは
本当にストレスフルですよね。

でも、角を立てず
期待に応えようと
気を遣って疲れてる人は
多いのではないでしょうか?

期待される人物像を
演じてしまう
ということもあります。

よくある例として
常に明るいキャラクターを
演じてる人いますよね。

バカなことを
言ったり、やったり
人から笑われる役割を
演じ続けてる人がいます。

本来の自分でない人物像を
演じ続けるのは
葛藤もあり
とてもストレスがかかります。

良い子』を演じたり
クールな人物』を演じたり

他人からの評価を意識して
本来の自分を見せない人って
意外と多いんだと思います。


3:自分を押し殺すのは実は自分のため

自分を押し殺すのは
人のため』だ
と思ってるかもしれませんが

本当にそうなのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。


3-1:自分を押し殺すのは何故?

なぜ、自分を押し殺すかといえば
場の空気を読んでいたり
角を立てないようにしたり

周りの人のことを考えての
行動だと思ってませんか?

でも
実は自分の保身を考えた
行動であるのです。

  • 人から嫌われたくない
  • 人に好かれたい
  • 人から喜ばれたい

これらは決して
悪いことではありませんが

人のことを考えているようで
実は
自分の立場をよくしたい
だけなのかもしれませんよ。


3-2:自分が一番可愛い

結局、人は
自分が一番可愛いのです。

人の役に立つことは
とても嬉しいですが

それは
自分が嬉しい気持ちになりたいから
人の役に立つ行動をしているのです。

子供のためなら
命を投げ捨ててもいい
と思うかもしれませんが

それも
自分の遺伝子を残すことが
最大の願いだからです。

我々は例外なく
利己的な存在です。

だから、遺伝子を繋ぎ
生き残ってこれらたのでしょう。

自分は利己的だということを
否定するから苦しくなるのです。

自分が一番大切で
自分の好きなように生きるのだ
と開き直ってしまえば
生きるのが楽になりますよ。


3-3:合わせてもらうのは迷惑

人は自分に合わせてもらうと
本当に嬉しいのでしょうか?

あなたならどうですか?
自分の意見に対して

  • 反対もしない
  • 異論も出さない
  • 対案も提示しない

これで本当に
嬉しいでしょうか?

僕なら
怒りはしませんが
自分の意見を言えよ!!
と内心イラつきますね。

人に合わせるのって
自分が楽したいだけの
とても迷惑な行為なのです。


3-4:損するだけ

自分を押し殺すのって
自分のためなのに
自分が一番損してるのです。

それは分かってるけどそこから抜け出せない
という人もいることでしょう。

最初に戻りますが
自分は本気で自由になりたいのか?
自分は本気で楽になりたいのか?
これを自分自身に問うて欲しいですね。

子供の頃のような
楽だけど不自由』を取るか

社会人としての
責任があるけど自由』を取るか

どちらも
一長一短かもしれませんが
どちらを選択するかは
あなた次第です。


3-5:やられたらやり返す

自分を押し殺す人って
やられたら
やられっぱなしなんですよね。

悔しさ』や『悲しさ』など
ネガティブな感情を抱え続けていては
自由にもなれないし
幸せにもなれません。

やり返すのは良くない」とか
復習しても誰も得しない」など
と道徳上言う人もいますが

やり返す勇気がないので
道徳観念を持ち出して
やり返さない理由にしてる場合も
多いと思います。

僕はそんな道徳観念が
まかり通ってることが
間違いだと思います。

確かに
やられても何も感じず
誰も傷つけないのは
理想かもしれません。

でも、聖人君主でもないのに
そんなこと無理ですよ。

人の感情は
理屈では解決しません。

自分を傷つける人を
分別のある大人だと思うのが
間違いです。

自分を傷つけた人は
人間じゃありません。
ゴミ以下です。

押し潰して
燃やして
灰になったら
埋め立ててしまえばいいのです。

そんなことをしても何も得られない
と思われるかもしれませんが
そんなことはありません。

一番の効果は
ざまあみろ
と自分がスッキリすることです。

罪のない人の不幸を喜ぶのは
いけないことだと思いますが
自分を傷つけた人に対しては別です。

やられっぱなしでは
惨めな気持ちになるだけで
自己肯定感も落ちるでしょう。

自分のことを大切にする人は
自分の身を守るためなら
相手を叩き潰すことも
ためらいません。

少なくとも
その位の強い気持ちを
持つべきです。

そうすると不思議ですが
自分のことを
舐めてかかってくる人は
いなくなってしまいますよ。

YouTubeに
参考になる動画があったので
紹介します。

やられたらやり返せ!復○のススメ




4:まとめ

自分を押し殺す人は
ただ単に弱いだけだ
と僕は思います。

弱いことは
決して悪いことではありませんが

自分の人生を生きることが
できませんよね。

強くなる勇気がないから
自分を押し殺すのはいけないことか?
と言う疑問が浮かぶのだと思います。

自分を蔑(ないがし)ろにして
自分を大切にしないことは
生を授けてくれた
神を冒涜(ぼうとく)する行為だと思いますよ。

自分さえ我慢すれば
自分が遠慮すれば
と言う思いは甘えです。
幸せになる義務を放棄しています。

なら、何でもワガママに振る舞えばいいのか?
と極端なことを言う人もいるでしょうが

それで自分が満足するなら
それでいいと思います。

でも、それはいけないことだ
と分かってるから
極端な例を挙げるんですよね。

心配しなくても
自分を押し殺してる人の
ワガママなんて
大したことありません。

自分を押し殺すのではなく
自分を押し出して
生きてみてください。

見える世界がガラッと変わって
生まれ変わったような
感覚が得られると思いますよ。

怖いかもしれませんが
ぜひ、勇気を出してください。
応援しています。

関連記事




サイトマップ

当ブログの記事が一覧になっています。
どうぞご活用ください。



コメント

タイトルとURLをコピーしました