常識や慣習に縛られた日本人から脱却するための3つの提言

人生

常識や慣習を捨てる』 
または『常識や慣習を疑う

人生を楽しもうと思った時
なぜ、『常識や慣習』が
邪魔になるのでしょうか?

それは
常識や慣習』が悪いのではなく

それらを信じ込み
縛られていることで
自由が奪われているからです。

常識や慣習』は
法律ではありません。

だから、そんなもの守らなくたって
罰せられることはありません。

常識や慣習』から逸脱することが
怖いですか?

他人から変な目で見られることに
恐れを感じますか?

日本で育った人のほとんどは
周りと違う行動をすることに
恐怖を感じます。

しかし、その恐怖の壁を
乗り越えない限り

本当の自由も
人生を楽しむことも
叶わないでしょう。

これを読めば
常識や慣習』に縛られた日本人を
脱却するための方法が
理解できるでしょう。


1:日本人は常識的

日本人は
常識的な人が多い
と感じられます。

周りの動きを見ながら
自分はどう動くべきか
瞬時に判断し

周りに迷惑にならないよう
不快な思いをさせないよう
自分の行動を決めているようです。

そのためには
古くから多くの人が信じている
常識や慣習を理解して

その範疇から脱しないよう
自分の行動に
制限をかけているのです。

周りに気を使うことができる日本人は
素晴らしいですね。


1-1:日本は『奇跡の国』

日本の物作りは
使う人のことを考えて

ボタンの配置や形状など
細かな配慮がされています。

財布を拾った時
誰も見てなくても
現金を盗む人は稀です。

街中の自動販売機が
壊されて現金が盗まれることも
ありません。

レジに並んでる時も
割り込んでくる人はいませんし

後の人を考えて
少しでも早く支払いを済まそう
と配慮してくれます。

日本はとても素晴らしい国です。
外国人からは『奇跡の国』だ
と言われることもあります。
世界に誇れる日本です。


1-2:常識的で幸せか?

しかし、考えて見てください。
そんな素晴らしい国に住んでいる
あなたは『幸せ』ですか?

自由』を感じていますか?
楽しさ』を感じていますか?
幸福』を感じていますか?

外国人から見ると
奇跡の国』に見える
この日本に住んでる日本人の多くが
閉塞感』を感じて生きているのです。

古くから多くの人が信じてきた
常識や慣習』を大切にするあまり

失っていることも
多いのではないでしょうか?

常識や慣習』を大切にして
周りに合わせることは
本当に正しいことなのか?

今まで信じてきたことを疑うのは
とても勇気がいると思いますが

自由や楽しさ、幸福を
感じられなかったのなら
何かが間違っていたのです。

何が間違っていたのかは
もう、お分かりですよね?


2:常識・慣習を疑う

常識や慣習を疑うのは
勇気がいることでしょう。

今までそれを信じてきた自分を
そして、それを教えてきてくれた
親や先生などを
否定することになるからです。

しかし、あえて言わせてください。
全てを否定してください。

否定し壊すところからしか
未来は生まれません。

まずは
常識とは何なのか
見ていきましょう。


2-1:常識とは多数意見

常識とは何か?
と問われれば

それは
大多数の人が信じていること
と答えられるでしょう。

常識とは
多数意見』に他ならないのです。

そこには
正しい』も
間違い』もありません。

多くの人が信じている。
ただそれだけです。

しかも、常識は
時代や場所によって
変化するものです。

江戸時代の常識と
現在の常識は
全くの別物です。

外国の常識と
日本の常識も
全くの別物ですよね。

』と書きますが
常識は『』ではないのです。

さらに言うと
同じ時代、同じ場所に暮らしていても
人によって信じている常識は
異なってきます。

常識なんて
有って無いようなものです。

ただ単に
多くの人が信じていること
それを『常識』と呼んでいるのです。


2-2:誰が常識や慣習を決めたか?

常識や慣習』を決めた人は
いるのでしょうか?

偶然、複数の地域で
自然発生したことかもしれません。

もしかすると昔の殿様が決めて
発令したことかもしれません。

一つ例をとって
考えてみましょう。

あなたは
勤労は尊い』と思いますか?

もし、そう思うなら
なぜ、そう思うのですか?

そう思う明確な理由を
簡潔に述べることはできますか?

おそらく、両親や世間が
そう言っているから
そう思い込んでるだけで

ご自分の意見ではない
可能性もありますよね?

日本人が勤労に励み
徳をするのは誰でしょうか?

企業は儲かり
株主も儲かり
国は税収が上がり
役人は再就職しやすく
政治家の懐は暖かくなります

一生懸命に働いたあなたには
それに見合う報酬が
得られるでしょうか?

こうやってみると
勤労は尊い』と説いた人物は誰なのか
見えてくるような気がしませんか?


3:常識や慣習から逸脱する

常識のない奴だな
そんなの当たり前だろ

このように思われることを
多くの人が恐れています。

人々が
常識や慣習から逸脱しないよう
世間から見張られているようです。

無言の圧力』を感じますよね。
暗黙の了解』とでも言いますか
規則でも法律でもないのに

守らないと痛い目に合うように
感じてしまいます。

では、なぜ私たちは
そのように感じてしまうのでしょうか?
そのメカニズムを解き明かしましょう。


3-1:常識や慣習を植え付ける教育

日本人が常識や慣習から
逸脱しないのは

両親の教育と学校教育で
徹底的に常識や慣習を
植え付けられているからです。

洗脳されている
と言ってもいいでしょう。

あなたの両親も
学校の先生も
洗脳されているので

それが当たり前として
教育されているのです。

私は幼稚園生の頃から
日本の社会に疑問を抱き
息苦しさを感じていました。

私のような子供は
珍しいと思います。

多くの子供は
何の疑問も持たずに
成長していきます。

私は幼稚園生の頃
以下のような疑問を感じていました。

なぜ、みんなと同じ
割烹着を着なけれがならないのか?

なぜ、みんなと同じ帽子を
被らなければならないのか?

なぜ、みんなと一緒に
昼寝をしなければならないのか?

なぜ、みんなと一緒に
お遊戯をしなければならないのか?

一人だけみんなと違うことをして
何が悪いのか?

なぜ、男の子はブルーで
女の子はピンクなのか?

元気よく返事をすることに
何の価値があるのか?

恐らく多くの子供たちは
当たり前のこととして
このような疑問を抱くことは
ないのでしょう。

あなたを
都合のいい人間に仕上げる教育は
記憶がない頃から始まっているのです。


3-2:疑問を持つことから始める

私は物心ついた頃から
あらゆることに疑問を持ち
息苦しさを感じていました。

疑問を持つことは危険な思想だと
植えつけられてきた人も
いることでしょう。

また、疑問を持っても
何も変わらない
と諦めている人もいることでしょう。

しかし、それでも
自由に楽しく生きたければ

あなたを縛っている
常識や慣習に疑問を持ってください。

例えば国民の三大義務
勤労
納税
教育

これらを義務としたのは
一体誰なのか

あなたが
これらの義務を果たすことで
利益を享受するのは誰なのか?
よく、観察してみてください。

法律は絶対に守らなければ
ならないものでしょうか?

誰が何のために
法律を作っているのでしょうか?

罰せられなければ
何をやってもいいのでしょうか?

あなたが今まで信じてきたことを
徹底的に疑ってみてください。

自分が今まで信じてきたことは
もしかすると間違ってるんじゃないか?

猜疑心』の塊で
常識や慣習を見つめると
違う世界が見えてきませんか?


3-3:逸脱する恐怖を乗り越える

こんな話があります。

子供の頃から
楔(くさび)に繋がれて育てられた像は

どんなに逃げようとしても
無駄だと悟り

大人になって力がついても
決して逃げようとはしないそうです。
人の思考も同じではないでしょうか?

子供の頃は
あらゆることに疑問を持ち
大人に歯向かっても

どうにもならないと諦め
大人になって力がついても
もう逸脱しようとはしない
のではないでしょうか?

そのような生き方も
一つの人生です。
否定はしません。

そして、ほとんどの人が
そういう人生を送るのです。

しかし
常識や慣習から逸脱する恐怖を
乗り越えようと思うなら

たいそうな勇気は必要ありません。
本気で求めればいいのです。

たった一度きりの人生精一杯楽しみたい
そう思えれば
逸脱する恐怖なんて
吹っ飛んでいきますよ。

自由や幸福を求めれば
きりがありません。

お金を求めても
きりがないのです。

しかし、常識や慣習から逸脱する
というふうに思考を変えれば

生きづらさ』や
息苦しさ』から
解放されるのです。

それだけでも
大きな収穫ですよ。

逸脱する恐怖を
乗り越えるには

恐怖以上の
欲求を持てばいいのです。

あなたは本気で
人生を楽しみたいですか?


4:まとめ

多くの日本人が今すぐには
常識や慣習から逸脱できないのは
わかっています。

無理に変えようとも思わないし
できないことだとわかっています。

押し付けることも
期待することもありません。

子供の頃から
常識や慣習に従うよう
教育を受けて来た人は
そう簡単には変われませんよ。

そして
習慣を変えるのも
とても難しいことです。

しかし、「人生を楽しもう
と思ったら
乗り越えなければならない
壁でもあるのです。

人が行動するには
耐え難い痛み』か
どうしても叶えたい欲求』か
どちらかが必要だと言われています。

自由も楽しみも幸せもないことは
耐え難い痛みでしょうか?

それとも
自由、楽しさ、幸福は
何としても手に入れたい
欲求でしょうか?

一度に全てを変えることはできません。
あなたの家庭だけでもいい。

綿々と受け継がれてきた
常識や慣習に縛られた
負の連鎖を断ち切り

全ての人が自分の人生を生きられる
そんな日本にしていきたいですよね。

まずは、あなた自身が
自由で幸せを実感できるようになる。

日本を変えるにはまずそこからです。


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この記事を書いた人

Digital Works Fujiの福富裕幸と申します。

◆1970年生まれ、本業の傍らブログ記事の執筆をしています。
◆人生を楽に生きる考え方を得意としています。

パソコンをはじめとした電子機器が大好きでネットマーケティングが面白くて文章を書くのもいつの間にか好きになってしまいました。
若い頃ドロップアウトした経験がありますが逆境を逆手に取り人生を楽に攻略する考え方が得意になりました。人生に迷った時、お立ち寄りいただけるとお役に立てると思います。

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