断捨離とは思い出を捨てること。あなたにもできる断捨離3つのコツ

人生

思い出の詰まった不用品を断捨離したい!
と思いながらも全く手がつかない。

でも、永久保存しておけるほど
広い家ではないし

いつかは捨てなければ
と思いつつも

見れば昔の思い出が蘇ってくる
大切な人から頂いた物
子供の頃のおもちゃ
自分の人生を変えてくれた書籍
趣味で集めたコレクション

押入れに詰め込んだ
物、物、物。
あ~、何とかしたい

その気持ちわかります
今のままでは
過去の思い出に押しつぶされて
今を生きることができませんよね。

家の中から不用品を一掃し
身軽になりましょう。

過去に生きるのではなく
今を生き、未来へ向かう

充実した人生は
不用品を捨てることから始まります。

これを読めば
思い出の品を断捨離するコツが
理解できるでしょう。


1:不幸をもたらす不用品

家の中に
不用品』を詰め込んでいると
いいことはありません。

精神的にも圧迫され
健康も害し
お金や仕事で苦労します。

たかが不用品でそんなことが?
とお思いでしょうか?

今、あなたの人生が
うまくいってないのは
狭い家の中に詰め込んだ
不用品のせいかもしれないのです。

断捨離』というと
考え方を変えたり
捨てる順番を決めたり
整理整頓』の説明がほとんどですが

それ以前に
不用品が『不幸』をもたらしている
と私は言いたいですね。

私が断捨離した後は
心が軽くなり
自由になって
人生も楽しく
なりました。

物を減らし
部屋を綺麗に保つことには
このような『精神的効果』もあるのです。

では、不用品の諸悪を
見ていきましょう。


1-1:心を蝕(むしば)む不用品

家の中に不用品を詰め込んでいると
心が重く暗くなりがちです。
常に『圧迫感』を感じるのです。

心を解放してやれないので
リラックスできないし
人付き合いもうまくいきません。

私の場合は当時
付き合っていた彼女の方が先に
精神を蝕(むしば)まれ
結局、別れることになりました。

その後もゴタゴタが続き
無駄なエネルギーを浪費し
疲弊しきったのを覚えています。


1-2:健康を蝕む不用品

部屋の中に不用品が溢れていると
晴れやかな気分になれません。

なんだか重く沈んだ気分で
落ち着かないのです。

仕事や人間関係などの
ストレスと重なり
食べることに逃げてしまいます。

私の場合は
夕飯後に夜食として
ラーメンを食べに出かけ

その後、カフェで
ソフトクリームを食べ

帰りにコンビニに寄り
甘い炭酸ジュース
ポテトチップス
チョコチップスティックパン
などを買い込んで

飲み食いしながら寝る
という毎日でした。

その結果どうなったか
想像できますよね?

社内検診で
血糖値が高いということで
再検査になり
糖尿病』と診断されました。

飲み食いが絶えなかったので
出て行くお金もバカになりません。

当然、貯金もできず
お金にも苦しんでいました。

その後、管理栄養士の指導のもと
食事療法と運動で
10キロ以上の減量に成功し

今では血液検査の値で
悪い箇所は一つもありません。

糖尿病を克服できたのは
その後の断捨離が
よかったのではないか
とも考えています。


1-3:人生を狂わす不用品

不用品を大量に抱えていると
精神的に圧迫を受け集中力も減退し

人間関係
仕事
健康

これらがうまくいかず
人生を狂わせてしまう
可能性が大きいです。

私の場合は
様々な仕事を転々とし
最後には仕事にありつけず

借金だけが残り
自己破産する羽目に陥りました。

精神的苦痛と屈辱を
嫌という程味わいました。

とはいっても
日本は仕事ができなくても
生きていける国なので
何も心配することはないのですが

それでも
必要のない失敗は
したくないものです。

その後
不用品を大量に処分したことで
心の平安を取り戻すことができました。
断捨離のお陰ですね。


2:断捨離を決断する

普段の生活に困ってなければ
断捨離しよう
と決断するのは難しいでしょう。

決断するのを待っていては
日が暮れてしまうので

何も考えずに
手帳』や『カレンダーアプリ』に
断捨離のスケジュールを
書き込んでしまいましょう。


2-1:期限を決めスケジュールを立てる

例えば
来月末で断捨離は終了している
などと決めてしまうのです。

終わりが決まれば
日々何をすればいいのかが
見えて来ます。

1週目はリビング
2週目はベッドルーム
3週目はキッチン
のように小分けにして
一つ一つ片付けていくイメージです。

来月末に全て終わるように
スケジュールに
落とし込んでいくのです。

スケジュールを立てる際は
終了する期限から先に
決めていくのがコツです。


2-2:思い切って引っ越す

断捨離するための決断もできない
スケジュールも立てられない
という場合は

思い切って引っ越してみる
という手もありますよ。

私の場合は
断捨離しながら
引っ越すことを考えました。

断捨離で環境を変えよう
と思ったのですが
いっそのこと環境を丸ごと
変えたくなったんですね。

というのも
家の周りの環境が最悪だったのです。

家もまばらで
のんびりした田舎町だったのですが

目の前に資材置き場があって
夜の7時ごろから重機が唸りだすのです。

ガーガー」という騒音と
地震かと思うほどの揺れで
イライラもピークに達していました。

その資材置き場を管理している会社は
ブラック企業のようで
働いてる従業員達も
ガラの悪い連中でした。

嫌な思いをすることが
幾度もあったので
思い切って引っ越しを決断しました。

引っ越すことが決まれば
転出と転入の日も決まり
引っ越し業者と日程を決めます。

そうなると
いやでも期限までに不用品を
処分しなくてはならなくなります。

引っ越し費用を抑えるためにも
荷物は少ないに
越したことはありません。

燃やすゴミ
燃やさないゴミ
資源ゴミ
有害・危険ゴミ
などの日に
毎回、大量のゴミを出しました。

捨てるのがもったいない書籍は
ブックオフへ持ち込んで
買い取ってもらいました。

300冊以上が
6,000円になりました。

少ない金額ですが
0円よりはマシですよね。

引っ越すことで強制的に
断捨離せざるを得ない状態に
してしまうのも
アリなんじゃないでしょうか?


3:思い出を捨てる

旅の思い出
大切な人からのプレゼント
子供の頃の記憶

など大切な思い出の品を
捨てるのは勇気がいりますよね。

私も旅行へ行った時に買った
キーホルダーや絵葉書など
使いもしないのに
保管していました。

高校生の頃女の子からもらった
ラブレターや
お年玉の『のし袋』
子供の頃のおもちゃ
修学旅行の写真
趣味で集めていたコレクション

など、今では不要となったが
思い出が詰まってることで
捨てられないものが
山のようにありました。


3-1:断捨離はリカバリーだ

思い出を捨てる
と考えると心が痛みますが

思い出を捨てる』のではなく
自分の過去を捨てる
と考えてはどうでしょうか?

過去を捨て生まれ変わって
新たな人生を送るのだ、と。

これから新しい思い出を
作っていけばいいのだ、と。

パソコンで例えると
不要なファイルが溜まりすぎて
ハードディスクの容量が不足し
処理速度も遅くなったので

リカバリー』して『工場出荷状態』に戻す
ということです。

私は若い頃『統合失調症』を発症し
大規模なリカバリーを経験しました。

そして断捨離をして
再度リカバリーを経験しています。

パソコンも
定期的なリカバリーが必要ですが

人間も定期的なリカバリーが
必要なのだと思います。

断捨離で身も心もリフレッシュして
新たな一歩を踏み出しませんか?


3-2:現状にしがみつかない

断捨離とは単なる『整理整頓』の技術ではなく
新たな自分に生まれ変わり
新たな人生を歩むことだと思います。

なので
現状を維持したい人には
断捨離をすることはできません。

断捨離したいのであれば
現状を叩き潰すぐらいの
気持ちが必要です。

断捨離したいけどできない人は
現状にしがみつこうと
しているのではないでしょうか?

断捨離について
様々なノウハウが
紹介されていますが

小手先のテクニックよりも
まずは、『現状を打破したい
という強い気持ちが必要です。

それなしに断捨離はありえませんし
それが最大のコツだともいえるでしょう。

あなたも工場出荷状態に
戻ってみませんか?


4:まとめ

過去の思い出を捨てる』ということは
過去の自分を捨てる』ということです。

現状を維持したい人は
過去の思い出の上に
現在がある、と考えます。

それはつまり
過去の思い出を捨てたら
現在も存在しなくなるから捨てられない
という発想なのです。

現在に満足しているのなら
それでもいいでしょう。

しかし、ほとんどの人が
現状に満足できず
なんとか打破したい
と考えているのではないでしょうか?

現在、自分の人生を楽しめてないのなら
どこかで現状を断ち切り
何かを変えなければなりません。

大病
倒産
投獄
の『3T』を経験した人は
いやでもリカバリーを経験しますが

そうでない人は
自らリカバリーすることを
選択しなければなりません。

その一番の方法が断捨離なのです。

過去の自分を捨てる』ことを
恐れないでください。

過去の思い出に埋もれていて
今は見えませんが

全てを捨て去れば
今まで見えなかった自分を
再発見することができます。

あなたがまだ気づいてない
あなたの可能性に気付いてください。

断捨離とはリカバリーであり
誰でも簡単に無料でできる
自分再発見』の旅でもあるのです。


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